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はい、満月の星読みです。
長くなりましたので、分割します。
新月から満月まで形成している2つのアスペクト、
・蟹座太陽または火星-山羊座冥王星-魚座海王星のコンプロマイズ(青実線②)
・蟹座太陽または火星-天秤座木星-山羊座月冥王星Tスクエア。(青点線④)
この2つのアスペクトは、下弦の月では無くなっています。
蟹座太陽または火星-山羊座冥王星の180度すら無いのです。
この新月から満月までは、これら2つのアスペクトが示すテーマが作用している期間だと思います。
新月や上弦の月の星読みで説明した内容も再掲しますが、もう一度この2つのアスペクトが示すテーマを説明します。
今回は蟹座太陽(火星)-山羊座冥王星180度がテーマ
この2つのアスペクトに共通しているのが、蟹座太陽または火星-山羊座冥王星180度です。
これは、新月の記事に書きましたが、
「社会の中で大きな力を持つ、大きな権力を持つ。」為に、「家族や同族、そして仲間に対して行動する」「一般大衆に対して行動する」
というテーマが、新月からこの満月までずっと続いています。
もう少し細かく天体の位置している度数-サビアンシンボルをみると、太陽は、7/7(金)の小暑の日から蟹座15度に移動し、サビアン的にも山羊座の資質が入り込んでくるのです。
満月時点では、よりいっそう山羊座の力が太陽に影響しているのが判ります。
満月時点の太陽、冥王星2天体のサビアンシンボルをみていきましょう。
太陽のサビアンシンボル
蟹座太陽は17度。サビアンは数え度数18度です。
サビアンシンボルは、
蟹座18度「ひよこに与える餌をほじくっている雌鳥」『A hen scratching for her chicks.』
です。
「ひよこ」とは鳥の雛のことです。
雛は、これからいかようにでも成長していく可能性と希望があります。
この雛-「ひよこ」とは蟹座の持つ可能性を指しているのです。
そして、「餌をほじくる」とありますが、餌をほじくられている対象は山羊座が示している現実の世間、枠組みです。
蟹座の「家族や同族、そして仲間に対して行動する」「一般大衆に対して行動する」可能性を山羊座の社会性の中で探しているのです。
冥王星のサビアンシンボル
もう一つの天体山羊座冥王星は18度です。サビアンは数え度数19度になります。
サビアンシンボルは、
山羊座19度「大きな買い物袋を下げた5歳程度の子供」( Child of about five with a huge shopping bag.)
です。
これは、この記事にも書きましたが、
「5歳程度の子供」が遊びたい気持ちを自己規制して、 誰かの為に、誰かの役に立つための行動を取ろうとするものです。
それは、社会的集団の役に立つのです。
つまり、自分の欲求より社会のために利他活動をするという意味になります。
満月時点の蟹座太陽-山羊座冥王星のテーマとは?
社会的集団の役に立つために、自分を規制して利他の精神で誰かの役に立つ行動をします。
その「誰か」とは蟹座太陽示す、
「家族や同族、そして仲間に対して行動する」「一般大衆に対して行動する」
ことです。
そして、その活動を通じて、社会の枠組みの中で新たな可能性を探しているのです。
これが満月時点の軸となる天体の傾向です。
もうこんな時間です(^^;。
まだまだ続きます。
今日はここまで!
明日もみなさまにとってわくわくな一日でありますように!!!