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牡羊座の総まとめ
7/1(土)に上弦の月を迎えますが、その前に天王星が牡羊座28度に移動します。
トランスサタニアン天体(天王星、海王星、冥王星)は、地球からみると動きが遅く、1度動くことに世相に影響を及ぼす力が強いと考えられています。
牡羊座28度は、サビアン度数をみると数え度数29度になります。
牡羊座29度のサビアンシンボルは、
「天球の合唱隊が歌っている」『A celestial choir singing.』
です。
サビアンシンボルを英雄の旅-ヒーローズジャーニーに例えると、
26度からは、次の旅の準備を始める度数になります。
つまり牡羊座の旅が終わり、牡牛座の準備を天王星が始めているのです。
29度はその星座の最後の度数です。
英雄の旅の総括的な度数となります。
牡羊座は、エネルギーの塊の星座、自ら行動することでしかアイデンティティを確認できません。
しかし、牡羊座の180度対抗の天秤座の資質と融合することで、次第に他者というものを学習し牡羊座の資質をさらにバージョンアップしていきます。
「歌う」という行為は、己の自己表現の一つです。
牡羊座29度では、「天球の合唱隊」が「歌う」ということで、身につけた牡羊座の資質すべて使って自己表現しているのです。
己のエネルギー全体を使って「歌う」のです。
祝福しているという意味にも解釈できると思います。
また、「歌う」ということは、身体を共鳴させることです。
自分自身の五感や身体能力というものは、次の星座牡牛座の領域。
「牡牛座を意識している総括」という解釈もできそうです。
天王星はイノベーションの星
天王星は、革新、オリジナルを意味する天体です。
イノベーションという意味では、この天王星の存在は欠かせません。
天王星は、
2011年の3月13日から牡羊座に入りました。
そして、2019年の3月7日に牡牛座に移ります。
牡羊座は、上記に書いたようにエネルギーの塊。自ら行動していく特徴があります。
イノベーションという観点では、この間どうだったでしょうか?
日本では、2011年に東日本大震災にみまわれ、その後世相が大きく変わりました。
世界では、グーグルやアマゾンが急激にビジネスの変化を起こしました。
「イノベーション」「改革」という言葉や考えが脚光を浴び注目された時期だと思っています。
西洋占星術的に考えると、
牡羊座のエネルギーが天王星を刺激して、イノベーションや改革の力を後押ししたと解釈できます。
そして、天王星が牡牛座に入ると、牡羊座天王星の時期より更に具体的なイノベーションが発展しそうに思えます。
牡羊座天王星の総括する度数。
そういう背景に入った直後、上弦の月となるのです。
それでは、次回上弦の月の星読みです。
今日もみなさまにとってわくわくな1日でありますように!!!