「モチベーション革命」尾原和啓著-いつの世代も金星は大事-

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モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

 

「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」という書籍を読みました。

今の30代以下の人たちのモチベーションを分析している書籍です。

でも世代を超えて、
「生きがいとは金星を大事にすることだ。」
ということが読後の感想です。

 

 

 

星からみる団塊の世代と30代

この書籍では、以下のことを記載しています。

 

今の30代以下は団塊世代以上とは全く異なる価値観を持っています。

生まれたときから何もかもが揃っていたので、頑張ることはない。

埋めるべき空白が、そもそもない。

だから何かが欲しいと「乾けない」。「乾けない世代」と呼ぶ。

人間の欲望は、 「達成・快楽・意味合い・良好な人間関係・没頭」の5つからなる。

団塊世代以前は「達成」「快楽」を強く欲して頑張った。

しかし、「乾けない世代」は、「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」を重視する。

出世や金銭的な成功というものがニンジンならない。

(出典:「モチベーション革命」抜粋し再編集)

 

団塊の世代は、高度成長期時代。
モノを沢山作る必要がありました。
今の30代とは環境が全く違います。
このことを、この書籍で明記しています。

西洋占星術的にも、この背景を説明することができます。

団塊の世代(1947~49年)は、
冥王星は、獅子座に滞在し、土星が獅子座~蠍座にいます。
そして、海王星は天秤座です。

獅子座冥王星、土星です。
ものすごいエネルギーと自己表現能力の世代なのです。
自己表現を通じて、「社会を変えていくぞ!」
という世代なのです。

一方、今の30~35歳(1982年~87年)は、
冥王星は、天秤座~蠍座の前半に滞在し、
土星が天秤座、蠍座、射手座にいます。
そして、海王星は射手座~山羊座の前半にいます。

天秤座~蠍座の冥王星は、他者への関わり。
自分より他者なのです。
そして、他者に深く関わり社会性を得る世代なのです。

射手座土星、海王星を考慮すると、
理想を追い求める傾向もあります。
その理想は、己という「個人」ではありません。
「仲間」がいることが前提なのです。

 

 

 

金星優位へシフトする時代

この書籍では、30代を個人の欲望がない「乾けない世代」と呼んでいます。
そして、「乾けない世代」に向けて「没頭」して、やりがいを見いだそうと言っています。

「没頭」とは、「なぜか自分だけが頑張る意味が持てるもの」。
つまり偏った愛、偏愛によるモチベーション。
偏愛によるモチベーションは、人間にしかないもので、これを大事にしろと言っています。

 

西洋占星術的に考えると、これは金星です(笑)。
30代に限らず、どんな世代でも人生には、金星がとても大事なのです。

団塊の世代は、自分のやりたいこと(欲望)を、押さる傾向がありました。
ただひたすら働いて、成功することを人生の目標としてきたのです。
その達成したご褒美として、金星の欲望-より物理的な快楽を得て、金星を満たそうとしていたのでしょう。

時代の流れととともに、「余暇」という単語が出てきます。
仕事の他に「余暇」を大切に楽しむことが、人生を豊かにすると言われてきたのです。

金星を、ちゃんと満足させないと人生は豊かにできません。

仕事優位で金星おざなりになり、頑張ったご褒美で金星を大事にしようとする団塊の世代。
やりたいことが判らないので、金星を大事にしてそこから生きがいを見つけようという現代。

団塊の時代から考えると、だんだん金星優位にシフトしてきているのですね。

 

 

 

金星を磨こう!

金星は月と繋がっています。
金星の欲望をおざなりにしてはいけません。
インナーチャイルドの問題に繋がります。

そして、 金星は火星をコントロールします。
行動力の源になるのです。

金星をぴかぴかに磨くのがいいのです。

30代だけではなく、40代も50代も60代も。
いつの世代も、しっかり自分の金星を磨きましょう!

そして、人生を豊かにしていこう!

あと10年後20年後は、日本はどんな未来が待っているのだろう?

 

 

 

今日もみなさまにとってわくわくな一日でありますように!!!

 

 

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